連敗脱出へ！川崎Ｆ　ＦＣ東京戦に向け新布陣をテスト

　公式戦４連敗中の川崎Ｆが２３日のＦＣ東京戦に向けて斬新なシステムをテストした。

　２１日の紅白戦で両ワイドに選手を置かない布陣を採用。ポジションは流動的で３―３―２―２や３―１―３―３のような形に見えた。左サイドバックの登里が左膝半月板損傷で離脱、左膝痛のジェシも出場微妙な状況で新たな布陣を模索。風間監督は「システムはあまり関係ない」と語った。紅白戦ではサイドのスペースを突かれた時の対応に苦慮。キックオフ直後は立て続けに突破を許した。それでも時間の経過とともに臨機応変な対応を見せられるようになった。基本布陣の４―２―３―１で本来はボランチの山本を左サイドバックに配置する形もテストした。山本は「どこでも出られるように準備はしている」と前を向いた。