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本田 移籍後初の出番なし チーム低迷に指揮官“崖っ縁”

[ 2014年3月18日 05:30 ]

チーム低迷で崖っぷちに立たされたACミランのシードルフ監督

セリエA・第28節 ACミラン2―4パルマ

(3月16日)
 ACミランの日本代表MF本田は、16日の本拠地パルマ戦で出場機会を与えられなかった。体調不良や出場資格がない欧州CLを除けば移籍後初めての屈辱。ベンチから試合を見届けた後は「お疲れさまです」とだけ残した。

 チームは公式戦4連敗で、リーグ戦は11位と低迷。試合後には不満を爆発させたサポーターの代表者と、指揮官やカカー、バロテッリら、主力が話し合いの場を持つ異常な事態となった。シードルフ監督は「抗議はある種のリクエスト」と理解を示したが、危機的状況を象徴していた。

 一夜明けの地元紙は今後の去就についての不安を書き立てた。コリエレ・デロ・スポルトは「シードルフの運命は首の皮一枚」とし、欧州リーグ出場権獲得を逃した場合には解任をする可能性があると報道。ガゼッタ・デロ・スポルトは「バロテッリの去就も微妙」と報じた。本田に関しての言及はなかったものの、本田もチームも正念場にあることは間違いない。

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2014年3月18日のニュース