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ラモス監督 初黒星で首位から陥落も“大人の対応”

[ 2014年3月17日 05:30 ]

試合後の会見に臨むJ2岐阜のラモス監督

J2第3節 岐阜1―3山形

(3月16日 NDスタ)
 今季初黒星を喫して首位から陥落したが、J2岐阜のラモス監督は冷静だった。

 試合終了の笛が鳴ると、敵将の石崎監督に歩み寄り握手。ロッカールームでも「切り替えよう」と選手に優しく声を掛けた。J2東京Vを指揮した06、07年には敗戦後に激高するなど感情のままに動く傾向が強かったが、この日は“大人の対応”。「山形は素晴らしいチームだった。自分たちのミスで失点したのはもったいないが、引きずらないことが大切」と落ち着いていた。

 シュート数は相手の18を下回ったものの、2桁の13。左太腿裏に違和感を抱える三都主が欠場する中、後半27分に難波が3試合連続弾を決めるなど光明もあった。プロデビューとなる19歳の遠藤を後半22分から起用する今後を見据えた采配も披露。元日本代表GK川口は「ラモスさんは選手の表情を見ながらメリハリの利いた指示を出している」と目を細めた。

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2014年3月17日のニュース