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なでしこ 世代交代進まず…宮間「チームの成長を速くさせないと」

[ 2014年3月14日 05:30 ]

<日本・ドイツ>後半、ドイツに先制を許し、うなだれる宇津木(13)、岩清水(3)ら

アルガルベ杯決勝 日本0―3ドイツ

(3月12日 ポルトガル・ファロ)
 国際親善大会アルガルベ杯は12日、ポルトガルのファロで決勝が行われ、世界ランク3位のなでしこジャパンは2位ドイツに0―3と完敗して初優勝を逃した。ベテランを軸とした布陣で前半は互角に戦いながら若手主体の相手に後半3失点。2度目の準優勝に終わった日本は5月の女子アジア杯(ベトナム)で来年のW杯カナダ大会出場権獲得を目指す。

 なすすべがなかった。後半開始直後、左サイドバック宇津木の中途半端なクリアから失点したなでしこは、次々とドイツにゴールを許した。中盤でボールを奪い、正確なパス回しで揺さぶった前半から一転。得点を狙った選手交代の隙を、ゴール前へシンプルにボールを蹴ってきた相手に突かれた。DF熊谷は「やられるべくしてやられた。1対1でやられてるようでは絶対に勝てない」と悔しさをにじませた。

 佐々木監督は選手の大半がシーズン前という状態も踏まえ、「大きなショックはない。いいお土産になった」と収穫を強調。宮間主将も「完敗と取られがちだが、自分としては0―3の試合じゃない」と強気だった。だが、昨年から若手に切り替えたドイツは最年長が28歳で10代の選手も出場したのに対し、なでしこの主力は20代後半。W杯予選を前に世代交代は進まず、佐々木監督も「まだまだ11年W杯のメンバーもできるという感触はあるが、そこに若い選手も入ってくれれば…」と言う。宮間が「W杯はもう1年後。チームの成長を速くさせないと」と話したように、W杯連覇には既存の戦力で成熟度を高めるしかなさそうだ。

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