競技場がブラジルカラーに　Ｗ杯開幕まであと１００日

黄色と緑のブラジルカラーにライトアップされたリオデジャネイロのマラカナン競技場

　サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会開幕まで１００日となった４日、決勝戦の舞台となるリオデジャネイロのマラカナン競技場など開催各都市の競技場や観光名所が黄色と緑のブラジルカラーにライトアップされた。

　Ｗ杯は６月１２日～７月１３日にブラジル国内１２都市で開催される。ルセフ大統領は４日の声明で「大会は単なるサッカートーナメント以上のものになる。ブラジル国民は観光客を歓迎する準備ができている」と述べ、Ｗ杯期間中の外国人旅行客訪問を呼び掛けた。

　ただ、開幕戦を行う最大都市サンパウロなど５会場の建設工事が終わっておらず、特にサンパウロと南部クリチバの競技場完成は開幕直前までずれ込む見込みで、順調な大会運営を懸念する声が強い。（共同）