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乾ら逆転招集あるか?ザック監督 4月に欧州組最終視察へ

[ 2014年3月4日 05:39 ]

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が4月に欧州組を精力的に視察する方針を固めていることが分かった。関係者によると、指揮官は4月7~9日に予定されている国内組の合宿を終えると欧州へ戻り、W杯最終メンバー23人を発表する5月上旬までの約1カ月、欧州組のコンディションを徹底的に見極める方針という。

 指揮官は最終メンバーについて「過去の実績をベースにしない。真のアスリートを望む。状態の良い選手を連れて行く」と現時点で白紙であることを強調。それだけに今回招集を見送られた乾、ハーフナー・マイクら当落線上にいる選手はもちろん、指揮官の前で状態の良さをアピールする選手がいれば、逆転での招集の可能性も出てくる。

 当然、主力にも鋭い視線を注ぐ。6月に開幕する本大会に関して「一番大切なのは最高のコンディションで臨むこと」とするザッケローニ監督は、5月下旬からのW杯直前合宿では「個々の状態も把握する。個別に対応し、その時期に必要なことをしていく」と個人用の調整メニューを作成する方針も示唆している。所属クラブで出場機会が激減する香川、本職でない右MFでのプレーを強いられる本田らの状態も自らの目でしっかりチェック。その後の調整法に反映させ、本大会での躍進につなげる構えだ。

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2014年3月4日のニュース