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広島 塩谷が決勝ボレー!「どアウェー」で3連覇へ白星スタート

[ 2014年3月2日 05:30 ]

<C大阪―広島>後半、ゴールを決め喜ぶ広島・塩谷(中央)

J1第1節 広島1―0C大阪

(3月1日 ヤンマー)
 3連覇を狙う広島が最高のスタートを切った。0-0の後半26分、MF石原がペナルティーエリア内で粘って右クロスを上げると、飛び込んできたのは最終ラインの塩谷。「(石原)直樹は簡単にボールを取られないと思ったし、チャンスがあれば狙おうと思っていた」。豪快な左ボレーでゴールネットを揺らして決勝点。富士ゼロックススーパー杯に続き、リーグ開幕戦も勝利を飾った。

 フォルラン、柿谷らに注目が集まり、敵地は試合開始前から超アウェー状態。それでも塩谷は「(サポーターが)広島からもいっぱい来てくれていた。絶対に勝ち点3を取りたかった」と守ってもリーグNo・1の呼び声が高いC大阪の攻撃陣を完封し、勝利に貢献した。

 MF高萩、森崎和、ミキッチ、清水とケガ人が相次いだ中でつかんだ1勝に森保監督も「“どアウェー”の中で選手たちが冷静に戦ってくれた。ケガ人が出ている中で、出場機会を得た選手たちが活躍してくれた」と満足げ。後半42分からは17歳のMF宮原がプロデビューを果たすなど若手も力をつけている。主力不在の危機を乗り切り、大きな一歩を踏み出した。

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2014年3月2日のニュース