清武　シュート１本も打てず…フル出場もドルトムントに完敗

ドルトムント戦の前半、競り合うニュルンベルク・清武（左）

ブンデスリーガ ニュルンベルク０―３ドルトムント

（3月1日）
　ニュルンベルクの日本代表ＭＦ清武弘嗣は攻撃的ＭＦとしてフル出場。防戦一方の展開だったためシュートを１本も打てず、０―３で惨敗した。

　チームが１試合通じて放ったシュートはわずかに４本。対するドルトムントは枠内＆枠外シュートを計３８本浴びせた。清武得意のセットプレーのチャンスもほとんどなく、ＣＫも１本のみに終わった。

　終始劣勢の展開の中、スコアレスのまま迎えた前半２９分にＦＷペクハルトがＧＫとの１対１からシュートを放ったが、惜しくもポストを叩き最大の好機を逃す。

　すると後半、ドルトムントがゴールラッシュ。６分にＤＦフンメルスが先制ゴールを決めると、１９分にはＦＷレバンドフスキ、３８分にはＭＦムヒタリアンと３点のリードを奪い、危なげない試合運びで試合終了のホイッスル。ホームで完勝したドルトムントが勝ち点を４５に伸ばし、今節マインツに敗れたレバークーゼンを抜き２位に浮上した。