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長友が同点弾演出 相手に囲まれながらも右足でクロス

[ 2014年2月24日 05:30 ]

<インテル・ミラノVSカリアリ>先発出場し、競り合う長友(右)

セリエA第25節 インテル・ミラノ1―1カリアリ

(2月23日)
 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(27)は1―1で引き分けたホームのカリアリ戦にフル出場し、同点ゴールに絡む活躍を見せた。

 1点を追う後半7分、長友は左サイドで相手DFに囲まれながらも粘って右足でクロスを上げた。ファーサイドのイカルディがゴール前に折り返し、ロランドが押し込んだ。長友のチャンスメークから同点に追いついた。

 決勝アシストを決めて2―1で制した前節15日のフィオレンティーナ戦に続き、貴重なゴールの起点となった。本職の左サイドバックよりも1列高い位置でプレーすることで、より得点への意識が増している。この日は前半こそ周囲との連係がかみ合わず持ち味を発揮できなかったが、後半早々にこの試合最初のチャンスをモノにした。

 「才能というのはつくれるものだと思う。本物の“長友佑都”というのをこれから見せられるんじゃないかな」。代名詞とも言える体幹トレに加え、新たな練習メニューにも日々取り組んでいるという。6月開幕のW杯ブラジル大会まで約4カ月、チームは今季初の3連勝を逃したが、ザックジャパン不動の左サイドバックは好調をキープしている。 

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2014年2月24日のニュース