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バイエルン CL連覇へ完封発進!守護神ノイアーPK止めた

[ 2014年2月21日 05:30 ]

アーセナル戦で先制ゴールを決め(左から)アラバ、マルチネスらに祝福されるクロース

 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦は2試合が19日に行われ、92~93年シーズンに欧州チャンピオンズ杯から移行後、初の連覇を狙うバイエルン・ミュンヘンは敵地でアーセナルを2―0で下した。ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(27)が同代表MFメスト・エジル(25)のPKを止めるなど完封勝利に大きく貢献した。日本代表MF本田圭佑(27)が大会規定で登録外だったACミランはホームでアトレティコ・マドリードに0―1で敗れた。

 “同郷対決”の結果が、昨季王者に流れを引き寄せた。前半8分、アーセナルのPK。バイエルンMのGKノイアーは、相手MFエジルのシュートを見事にセーブ。ドイツ代表の守護神と司令塔の対決は、中央のコースを見事に読み切ったノイアーに軍配が上がった。

 「メスト(エジル)のPKの蹴り方は分かっていた。最後までGKの動きを見てからコースを決めるんだ」とノイアー。エジルが2歳年下だが、2人は20年来の親友。同じドイツのゲルゼンキルヘン出身で幼少期には同じ地元チームでプレーし、同じ学校にも通った。性格やプレーだけでなく細かい癖まで知り尽くしていることが、ビッグセーブにつながった。

 グアルディオラ監督は「世界最高のGKが実力を発揮してくれて助かった。エジルがPKを外した後は、我々がボールを保持して試合をコントロールできた」と称賛。前半37分に相手選手が退場したこともあり、ボール保持率は敵地で73%にも達した。後半にMFクロースとMFミュラーのドイツ代表コンビがゴール。W杯ブラジル大会で優勝を狙う強豪国の主力が明暗を分ける結果となった。

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2014年2月21日のニュース