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清水 川崎Fを5発粉砕!FWノヴァコが2得点のド派手デビュー

[ 2014年2月17日 05:30 ]

<清水・川崎F>後半、ゴールを決めた長沢(左から2人目)を祝福するノヴァコヴィッチ(中)と高木俊(右)

プレシーズンマッチ 清水5―1川崎F

(2月16日 アイスタ)
 清水は16日、川崎Fとプレシーズンマッチを行い、5―1で大勝した。前半27分にDF平岡康裕(27)が先制点を決め、新加入のFWノヴァコヴィッチ(34)が2ゴールで追加点。FW長沢駿(25)も対外試合3戦連続ゴールを決め、3月1日の開幕戦・名古屋戦へ向けて弾みをつけた。

 今季J1勢との初戦で、清水が鮮やかなゴールラッシュを見せた。口火を切ったのは平岡だ。前半27分、相手GKがはじいたFKのこぼれ球を右足で冷静に詰めて先制点。直後に川崎FのFW森島にヘディングシュートで同点とされたが、前半ロスタイム、FW高木俊の左クロスをファーのノヴァコヴィッチが頭で詰めて勝ち越し点をもたらした。1メートル93の新助っ人は後半23分にもDF吉田の右クロスを左足で押し込んで自身2点目。アイスタ初陣をマルチゴールで飾り「練習からいち早くボールに近づき、速いサッカーをすることを意識していて、きょうはそれができた。結果を残せてうれしい」と満足げな表情を浮かべた。

 大宮所属の昨季はリーグ戦26試合に出場して12点の活躍。清水に新加入した今季、来日は1月下旬にずれ込んだが、静岡到着の際には大勢のサポーターに出迎えられ「ベストを尽くし、サポーターと一緒に戦いたい」と意気込みを新たにした。その言葉通りのアイスタデビュー弾だった。

 1メートル91の長沢も存在感を示した。2―1の後半6分、FW高木俊の左クロスを高い打点で頭で合わせて今季対外試合5点目。「枠に飛ばそうという意識があった。いいところに飛んでくれた」。持ち味の長身を生かした得点にゴトビ監督も「(長沢の)3点目はベストゴール」と手放しで称えた。

 後半31分にはMF村松が一発レッドで退場し、数的不利を強いられたがしのぎきって勝利。FW大久保、MF中村など主力選手が相次いでベンチを外れていたとはいえ、昨季1分け2敗と苦手の川崎Fに完勝したのは大きい。ノヴァコヴィッチは「開幕まで一丸となって、練習からハードワークしていきたい」と2週間後の開幕戦を見据えた。

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2014年2月17日のニュース