×

善朗 初アイスタに燃える!川崎F戦はトップ下での先発が濃厚

[ 2014年2月16日 05:30 ]

川崎F戦に向けて調整する清水のMF高木善(左)

 清水は16日、川崎Fとアイスタでプレシーズンマッチを行う。オランダ1部ユトレヒトから今季新加入したMF高木善朗(21)は、トップ下での先発が濃厚。アイスタ初陣で“移籍後初ゴール”を決め、鮮烈な本拠地デビューを飾る。

 背番号23が、いよいよ静岡のサポーターの前でベールを脱ぐ。オレンジ軍団の一員となってから1カ月、心待ちにしていたアイスタデビュー戦。三保グラウンドで約1時間半の非公開調整を終えた高木善は、引き締まった表情で決意を口にした。

 「初めて(清水の)サポーターにプレーを見てもらうので、第一印象が大事だと思う。少しでも多くの人に期待してもらえるように頑張りたい」

 アイスタには兄・俊幸の試合観戦で何回か訪れたことはあるが、ピッチに立つのは初めて。「きれいなスタジアムだし、日本では珍しくスタンドとピッチの距離感が近いので、いいなと思う。楽しみですね」。オレンジのユニホームをサポーターにお披露目するのも初めてで「今までの練習試合では白のユニホームだったから、不思議な感覚で試合に臨むことになりそうですね」と笑みを浮かべた。

 トップ下として、周囲とのコンビネーションプレーで好機を演出するタイプ。合流直後の実戦練習ではボールを受けるのに苦労する場面もあったが、練習試合や鹿児島キャンプを通じて連係も改善した。「最初の頃はみんなの特長が分からなくて自分が空回りしていたこともあったけど、今は全員の特長もつかめてきたので大丈夫」。今季の練習試合ではいまだノーゴールだが「コンディションは上がってきたので、点が取れたらいい。これまで結果が出ていないので、結果が欲しいですね」。オレンジサポーターの前で、名刺代わりの一発を叩き込むイメージは出来上がっている。

続きを表示

2014年2月16日のニュース