×

横浜で110年目の親善サッカー 日本最古の交流試合

[ 2014年2月2日 17:18 ]

親善試合後に筑波大OBチームと記念撮影するYC&ACのメンバー

 在日外国人でつくる日本最古のスポーツクラブ「横浜カントリー&アスレチッククラブ(YC&AC)」(横浜市中区)で、1904(明治37)年に始まったサッカーの親善試合が2日、行われた。今年で110周年を迎え、グラウンド近くに記念植樹も実施。

 1868(明治元)年に設立されたYC&ACは、クリケットやラグビーなどさまざまなスポーツを日本に紹介したことで知られる。サッカーではクラブチームと、当時の東京高等師範学校(現在の筑波大)が対戦したのが、日本最初のサッカー国際試合という。

 以降、太平洋戦争などで何度か中断した時期はあったが、定期戦として続けられてきた。

 この日の試合には、筑波大サッカー部やOBがクラブチームと対戦。同大OBの竹内傑さん(31)は「思ったより白熱した。来年も楽しみ」。YC&AC総支配人のアーロン・クライマンさんも「110年を迎えられてうれしい。今後もサッカーを通じた国際交流を続けたい」と話していた。

続きを表示

2014年2月2日のニュース