C大阪 沖縄キャンプは「徹底的に走り込ませる」

[ 2014年1月29日 05:30 ]

沖縄キャンプは徹底的な走る込みをさせると明言したC大阪ポポヴィッチ監督(左)

 C大阪のランコ・ポポヴィッチ新監督(46)が28日、29日から始まる沖縄キャンプで徹底的に走り込ませる方針を示した。大阪市此花区で行われた練習でもランニングベースの約2時間のトレーニングを実施した。手続きが終わり次第、来日する新加入のウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)も特別扱いしない方針。約11日間の走り込み合宿で、1年間を戦い抜く体力面の土台を築く。

 笑顔を浮かべながらもまなざしは厳しかった。29日から始まる沖縄キャンプを見据え、今季から指揮を執るポポヴィッチ新監督は言い切った。「今は土台をつくる時期だし、沖縄でも継続してやっていく。サッカーは走れなければ話にならないスポーツだから」。標ぼうするパスを主体とした攻撃サッカーを実践するために、11日間の合宿で徹底的に走り込ませる方針を示した。

 始動から9日目となったこの日も、選手たちは最後まで走り続けた。個々の体力数値から4グループに分け、約10分間のインターバル走を何度も実施。過去のC大阪では見られなかった練習メニューだ。そして監督自身も選手たちと一緒になって走り、一切の甘えを許さなかった。

 ただ、そうは言っても闇雲に走るわけではない。インターバル走の合間にはボールを使ったメニューを組み込み、疲れた状態で頭を働かせることを意識させた。「頭というのは、ヘアスタイルを整えるためにあるわけじゃないから」と笑う指揮官。パルチザン・ベオグラード、そしてシュトルム・グラーツでプレーしていた当時、師事していた監督がオシム氏。「考えて走るサッカー」を貫いた、元日本代表監督の教えも受け継いでいる。

 まだ来日していないウルグアイ代表FWフォルランも、特別扱いはしない方針。チームに合流すれば、スーパースターも走り込ませる予定だ。「チームづくりは一夜ではできないから。時間をかけてやっていくよ」。ユーモアと厳しさを併せ持つ熱血漢が、開幕に向けて選手たちを鍛え上げていく。

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