香川　無念の途中交代、指揮官は移籍話をシャットアウト

サンダーランド戦で攻め込むマンチェスターＵの香川

イングランド・リーグ杯準決勝第２戦 マンチェスター・ユナイテッド３―３（ＰＫ１―２）サンダーランド

（1月22日）
　攻撃を組み立てた香川真司は後半１６分、途中交代を告げられると、無念そうな表情を浮かべた。「自分から積極的に仕掛けてアピールしたい」とピッチに立ち、トップ下で前半の途中から流動的に好パスを送ったが、不完全燃焼に終わった。

　低迷するチームに昨季のリーグ王者の面影はなく、スペイン代表ＭＦマタの獲得に動くなど香川の立場も厳しさが増すばかり。モイーズ監督は記者会見で移籍の話をシャットアウトし「試合に敗れたのは残念だが、選手は最後までよく戦った」と消え入りそうな声で話した。（共同）