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ブラジルW杯会場“非常事態”建設遅れで除外も検討

[ 2014年1月23日 05:30 ]

建設が遅れているクリチバのバイシャダ競技場(14年1月21日撮影)

 国際サッカー連盟(FIFA)のバルク事務局長が21日、6月開幕のW杯の試合を行うブラジル南部クリチバの競技場建設会場を視察した。

 建設工事の遅れについて記者団に「非常事態だ」と述べ、試合会場からの除外も検討することを明らかにした。共同電によると「単なる遅れではない。非常に遅れている」と主張。除外するかどうかは2月18日までに決めるとしている。

 ロイター通信によると同競技場は全体の約88・8%しか完成していない。クリチバではオーストラリア対スペインなど4試合が予定される。

 一方、ブラジル航空当局は、6試合を行う北東部フォルタレザの空港増設工事が間に合わず、一部で仮設テントを使う方針を表明。W杯の競技場建設をめぐっては、12会場中6会場が未完成。

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