メディア酷評もミラン選手は本田称賛 バロテッリ「やりやすい」

[ 2014年1月21日 05:30 ]

ベローナ戦の後半、ベンチでバロテリの決勝ゴールを喜ぶACミランの本田(左)とロビーニョ

セリエA・第20節 ACミラン1―0ベローナ

(1月19日)
 ACミランのチームメートは本田を称賛した。19日のベローナ戦でイタリアの主要メディアから酷評された本田だが、1トップのバロテッリは「本田にカカー、ロビーニョという選手が近くにいて、どんどんボールを触れれば、俺もやりやすい。次もできればこういうふうにプレーしてみたい」と本田が入った4―2―3―1の新システムに手応えを口にした。

 カカー、ロビーニョと並んだ豪華な2列目は悪くはなかった。本田もポジションを中央に固定することなく、流動的に動いて細かなパスを回し続けた。それぞれが優れたキープ力の持ち主。本田交代後、ミランの攻撃は縦への単調な速攻中心になり逆襲を受ける場面もあった。「試合をコントロールして、ボールを持てる力のある選手がそろっている」とシードルフ新監督が信頼を寄せる攻撃陣でも、緩急に変化をつけられる日本代表の存在が逆に際立った。

 前半17分には本田に好クロスを入れたイタリア代表DFデシリオは「チームのムードを凄くうまく変えてくれた。戦術も変わり、慣れるにはまだ2、3試合必要かもしれないけど、経験も生かして僕らにいろいろなものを与えてくれるだろう」と“今後”の可能性を十分に感じ取り、本田への信頼感を口にした。

 「ミランはボールをつないで支配することが義務づけられており、(守備のために)ボールを追いかけ回すことは許されない」というシードルフ監督が目指すのはボールを保持しての攻撃サッカー。ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)によると前半終了時点でボール保持率は76%にも及ぶなど新指揮官の哲学は数字に表れた。本田はチームメートからの評価を確かなものとするためにも決定的な仕事が求められる。

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