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イラクに雪辱だ!手倉森ジャパン 準々決勝へ秘策あり

[ 2014年1月18日 05:30 ]

現地在住の日本人と交流した手倉森監督ら日本代表チームスタッフ

 U―22アジア選手権(オマーン)の1次リーグC組第3戦が16日に行われ、16年リオデジャネイロ五輪を目指すU―21日本代表は同組1位オーストラリアに4―0で快勝し、同組2位で決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝は20日にD組1位のイラクと対戦する。

【試合結果 決勝トーナメント】

 難敵だ。昨年のU―20W杯トルコ大会で4強入りしたイラク。今大会はさらに1歳上のU―22世代も擁し、1次リーグD組を3戦全勝で勝ち上がった。準々決勝での対戦を控え、中国戦を視察した手倉森監督は「アグレッシブだなと。技術もフィジカルもある。(16日に対戦した)オーストラリアよりも絶対に強い。この大会で一番強いんじゃないか」と警戒した。

 もちろん攻略法も考えている。「(イラク戦では)自陣でつなぐよりはロングボールを蹴らせようと思う。真っすぐだとはね返されるから斜めに蹴る。そして敵陣にプレッシャーをかけていく」と戦術を練った。さらに相手守備陣のサイドへのプレスが弱い“欠点”を見つけ「(サイドの連係でMFの)金森なんかが生きてくる」と具体的イメージも膨らませた。

 今大会を戦う日本のU―21世代は2年前のU―19アジア選手権でイラク相手に準々決勝で敗れ、U―20W杯出場を阻まれた経験もあり「イラクとやらせないといけないと思っていた」と指揮官。負の記憶をぬぐい去るためにも負けられない。

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