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U―21代表2戦連続ドロー 最終戦を初勝利で自力突破目指す

[ 2014年1月16日 05:30 ]

<クウェート・日本>引き分けに終わり、肩を落とす日本(共同)

U―22アジア選手権1次リーグ第2戦 日本0―0クウェート

(1月14日 オマーン)
 U―22アジア選手権(オマーン)に参戦中のU―21日本代表は14日、1次リーグ第2戦をクウェートと戦い0―0で引き分けた。12日のイラン戦で3失点した守備陣が無失点と奮闘。決勝トーナメント進出に望みをつないだ。16日の第3戦は、すでに準々決勝進出を決めている首位オーストラリアとの対戦。手倉森ジャパン初勝利を挙げ自力突破を目指す。

 イラン戦で3失点した守備を中1日で再建し、引き分けに持ち込んだ。敗れていれば1次リーグ突破が難しくなっていたが、手倉森監督は「(3失点した守備陣が)無失点に抑えたことは満足したい」と振り返った。

 イラン戦で相手にPKを与えるファウルを犯した西野主将は、植田とのセンターバックコンビで前半40、41、43分と立て続けに訪れたセットプレーの場面や、カウンター攻撃をはね返し続けた。前日13日の練習では、相手FWに対する体の向きや、クロスが入った時の対応を、植田とともに指揮官から伝授され結果を出した。

 メンタル面のケアも施された。「監督からは“失点に絡んでネガティブになってないか?中東相手に初めて失点したけど、それは成長につながる”と言われました」と西野。2試合連続で先発し期待に応えてみせた。それでも無得点に終わり、自力突破するにはオーストラリア戦で勝利するしかなくなった。手倉森監督は「次から決勝トーナメントが始まるつもりで戦う」と前向き。攻撃は水ものだが安定した守備でバックアップする。

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2014年1月16日のニュース