長友が今季５点目！本田から刺激、２桁得点「もちろん狙う」

キエボ戦の前半、同点ゴールを決めドヤ顔のの長友（共同）

セリエＡ・第１９節 インテル・ミラノ１―１キエーボ

（1月13日）
　ＡＣミラン入りしたＭＦ本田圭佑（２７）から刺激を受けるインテル・ミラノの日本代表ＤＦ長友佑都（２７）が、左ＭＦでフル出場したキエーボ戦で今季５得点目を決めた。

　前半１２分、右からの折り返しに右足を振り抜いた。直後にもネットを揺らすが、これは微妙な判定のオフサイド。惜しくも勝ち越し弾は逃したが、攻撃的な動き、切れは圧倒的な存在感を放っていた。

　日本代表で主戦場とする左ＳＢよりも１列前のポジション。ゴールに近づいたことで、今季は得点能力が開花している。「得点感覚というのは今までの自分は持っていなかった。自分の想像以上の場所にいけると確信している」と長友。Ｊリーグ時代も経験ない２桁得点にも「もちろん狙っていきます」と力強い。

　得点量産は盟友の存在とも無縁ではない。本田のデビュー戦も当然、チェック。「刺激になってる」と言う。さらに現在、英語を駆使している本田に「そこも彼と話しましたけどね。“英語で通じる選手がミランは多いから”と言ってたけど長くイタリアでプレーするなら、イタリア語はやっぱり習得しないといけないんじゃないかな」。“先輩”として忠告も忘れなかった。