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星稜 ボランチ平田が小屋松封じ 4戦連続無失点で初V王手

[ 2014年1月11日 16:45 ]

京都橘を破って決勝進出を決めた選手にげきを飛ばす星稜・河崎監督(右端)

全国高校サッカー選手権決勝 星稜4―0京都橘

(1月11日 国立)
 星稜(石川)は選手権24回目の出場で初の決勝進出。ACミランに加入した日本代表MF本田圭佑(27)は04年度の第83回大会で県勢初の4強に進出も、準決勝で市船橋(千葉)にPK戦の末に敗れており、偉大な先輩超えを果たしたことになった。

 星稜は2年生ボランチ平田が前半に警告を受けながらも、体を張って前回大会得点王の京都橘のエースFW小屋松を封じ、初戦からの4試合連続完封勝利に貢献。河崎護監督(54)は「個人個人では負けていたけれどチーム力を生かすプランがうまくいった」と全員でつかんだ勝利であることを強調した。

 その小屋松のシュートをセーブするなど、勝利に大きく貢献したGK近藤は「ディフェンスが体を張って頑張ってくれた」と仲間に感謝。13日の決勝は富山第一との史上初の北陸対決となったが「しっかり準備して無失点で勝てるように」と日本一を宣言した。

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