本田にGOサイン出た!ミラン初陣は“スーパーサブ”と伊紙予想

[ 2014年1月11日 05:30 ]

12日のサッスオーロ戦へ向け調整するACミランの本田圭佑

 ACミランの日本代表MF本田圭佑(27)が、12日(日本時間13日)の敵地サッスオーロ戦でのデビューへ向けクラブからGOサインが出た。最新鋭の科学と技術を駆使して選手を管理する「ミランラボ」最高責任者でフィジカルトレーナーのダニエレ・トニャチーニ氏(50)が、過去のデータを基に出場に問題ないことを強調した。10日の練習に本田は完全合流。同日イタリア各紙もベンチ入りを予想した。本田はまずは“スーパーサブ”としてセリエA初陣に臨む。

【本田日程】

 ザックジャパンのエースが“スーパーサブ”として待機する。本田はチームに初合流した8日、9日と対人練習には参加せず別メニューで調整したが、10日はついにフルメニューを消化。ランニング、ストレッチをこなすと戦術練習にも加わり精力的に汗を流した。

 12日の敵地サッスオーロ戦に向け、ガリアーニ副会長らが体調面を心配して出場に慎重な姿勢を見せていた中、周囲の不安を一蹴したのがフィジカルトレーナーのトニャチーニ氏だ。9日にミランチャンネルで「本田は12日にはフィジカルも良い状態になっている」と語り、サッスオーロ戦の出場を後押しした。

 トニャチーニ氏は最先端技術を駆使して選手の体調などを管理する「ミランラボ」の最高責任者。ミランラボは蓄積したデータを参考にケガの予防と選手の精神面のケアでチームを支えている。時差に関してもミランが03、07年に出場した日本開催のクラブW杯でのデータを基に対策を研究。トニャチーニ氏は「選手が1時間の時差を解消するのに1日かかることが分かった。日本とイタリアの時差は8時間だから本田は8日で時差ボケを解消する」と説明した。

 研究に当てはめれば4日にイタリア入りした本田は8日後の12日には時差の問題が完全に解消される。一方で同氏は移動後に最も故障のリスクが高かったのが前日と前々日だったといい、前日までの別メニューも予定されていたもの。計算通りの調整でサッスオーロ戦は良いコンディションで臨めることになる。

 トニャチーニ氏は、日本代表のザッケローニ監督が98~99シーズンにミランの指揮官に就任した際、一緒にミラン入り。今もザッケローニ監督とは連絡を頻繁に取り合っているという。ミラン関係者によると、トニャチーニ氏は日本代表のトレーナーやザッケローニ監督からも本田のデータを収集済み。CSKAモスクワでケガを繰り返した本田は守備のプレッシャーの厳しいセリエA、そしてW杯に向けて心強いサポートを得た。

 2列目は元ブラジル代表FWロビーニョが本調子にほど遠いほか、スロベニア代表MFビルサもケガで欠場する。本田の先発は15日、ホームでのイタリア杯スペツィア戦以降となる見通しだが、攻撃陣は手薄なだけにサッスオーロ戦は展開次第で本田の出場の可能性もある。これまで控えスタートの経験は少ないが、日本代表では昨年9月のグアテマラ戦で出場5分で得点したように短時間で結果を出す勝負強さも持っている。本田がカルチョの国で第一歩を刻む準備は整いつつある。

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