小屋松 2年連続得点王へ意欲「ろくろ」回して精神統一

[ 2014年1月11日 05:30 ]

2年連続で国立のピッチに立つ京都橘FW小屋松はリラックスムードで練習に汗を流す

全国高校サッカー選手権準決勝 京都橘―星稜

(1月11日 国立)
 全国高校サッカー選手権は11日、準決勝2試合が国立競技場で開催される。前回大会準優勝の京都橘(京都)は同じく2年連続ベスト4に進んだ星稜(石川)と激突。FW小屋松知哉(3年)は必勝を誓うとともに、2年連続得点王へも意欲を見せた。11年度大会準Vの四日市中央工(三重)は、富山県勢初の決勝を狙う富山第一との一戦に挑む。
【準決勝 得点ランキング トーナメント表】

 “国立を知るエース”の風格が漂っていた。静岡県裾野市内でボール回しやシュート練習など約1時間半の調整を終えた小屋松は、1年ぶりに立つ夢舞台を前に「やっと戻れたなという感じ。去年はワクワクしていたけど、今年は落ち着いてやれている」と端正なマスクをほころばせた。

 現在3得点で得点ランクは3位タイ。「意識はしていない」と言うもののトップとは1点差で02、03年度の国見FW平山(FC東京)以来2人目の2年連続得点王も視界に入る。印象に残っている選手に08年度大会得点王の鹿児島城西FW大迫(独2部1860ミュンヘン)を挙げた背番号10は「得点に対する執着とかが勉強になったし、それは自分も常に持っている。自分が結果を出すことがチームの勝利にもつながると思う」と決勝に導く大仕事を誓った。

 大一番へ精神統一もできた。前日9日の午前中には合宿地近くの陶芸教室でチームメートとともにろくろを回して茶わんづくりに挑戦。約2時間の工程を体験した。異例の“陶芸トレ”に「文化的なことに触れるのは初めてで楽しかった。自分なりにうまくできたと思うし集中力も高められた」と充実感を漂わせた。

 星稜とはU―18年代で争うプレミアリーグ参入戦(12月)で5―1で大勝するなど練習試合も含めて2戦2勝。それでも「選手権は違う大会。チャレンジャーとして戦う」と油断はない。激しいマークも予想される中「やることは変えない。橘のやり方で点を取れればいい」と自信ものぞかせた。2年連続の4強進出。「一発屋にならなくて良かった」と笑った背番号10が“聖地”で昨年以上の存在感を見せつける。

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