本田 ミランに溶け込んだ!カカー、バロテッリと合体

[ 2014年1月10日 05:30 ]

ミラノ郊外カルナゴの練習場で、練習するACミランの本田

 ACミランの日本代表MF本田圭佑(27)が早くもチームに融合した。チーム初合流となった8日に続き、一部公開となった9日の練習でも、攻撃の中心を担うイタリア代表FWマリオ・バロテッリ(23)や元ブラジル代表MFカカー(31)らとともに汗を流した。本田フィーバーはさらにヒートアップしており、9日付の地元各紙は初練習の様子などを大展開。救世主としての期待が高まる中、12日のアウェー・サッスオーロ戦で「ミラン本田」がベールを脱ぐ。

 チーム合流2日目となった9日、本田は早速、戦術練習に加わった。練習場のミラネッロのピッチに他の選手より遅れて登場。ミニゲームが行われている間は別メニューで調整したが、その後、白のビブスを着て8人で行われた攻撃練習に参加した。

 1トップにイタリア代表FWパッツィーニ、2列目の右に本田、左に元ブラジル代表MFロビーニョという布陣で、英語が話せるスタッフを横につけてアッレグリ監督の指示を聞いた。イタリア代表MFノチェリーノのパスを受けると、右サイドからゴールを決める場面もあった。約15分間で紅白戦に切り替わると、本田はピッチから出てランニングを行った。

 チーム初合流だった8日の練習は一般公開されなかったが、9日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙は、本田がカカーと抱き合っている姿とバロテッリと話し合っている写真を掲載した。4―3―2―1システムでは、本田は9日の戦術練習と同様に2列目の右で起用される見通し。“黄金のトライアングル”を形成することになる2人とイメージの共有を始めたようで、早くもチームに溶け込んでいる。9日の練習前はオーナーのシルビオ・ベルルスコーニ氏の次女、バルバラ・ベルルスコーニ副会長(29)とも初対面を果たした。

 本田フィーバーはとどまることを知らず、8日の入団会見の内容も大々的に報じられた。ガゼッタ・デロ・スポルト紙は1面トップに「本田マニア」の見出しで大展開し、2、3面も特集記事を掲載。初練習の様子を生中継した地元衛星テレビ局「スカイ・イタリア」は「HONDA」の名前を読み上げる際、「O」にアクセントを置くイタリア式ではなく、「A」にアクセントを置く日本式に統一。注目度の高さを示していた。

 本田獲得を熱望したガリアーニ副会長も予想を超えたフィーバーぶりに驚きを隠せない。「本田獲得はチーム補強のため」と商業面での期待は二の次であると強調したが、本田のユニホームは既に5000枚以上売れているという。「ここ1カ月のオンラインショップの売り上げは昨年1年の売り上げを超えた」と経済効果を認めた。

 本田に残されている任務はピッチ上で答えを出すことだけだ。「自信がないと背番号10は要求しないでしょうね。ダメだったときの反動も理解しているわけなんでね」。日本、オランダ、ロシアと期待に応え続けてきた男は、周囲との連係を深めデビュー戦に備える。

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