×

札幌 元日本代表MF小野と移籍合意!6月から合流へ

[ 2014年1月7日 05:30 ]

豪1部ウエスタンシドニーでプレーする元日本代表MF小野伸二

 J2札幌の野々村芳和社長(41)は6日、元日本代表でオーストラリア・ウエスタンシドニーのMF小野伸二(34)と移籍について合意したことを明らかした。近く仮契約を結ぶ予定で、6月にもチームに合流、7月のデビューを目指す。

 12月30日に現地で直接交渉に臨み、小野が出場した元日のリーグ戦後に本人を含む家族とも会食して合意にこぎつけた野々村社長は「J1を含め数チームからオファーが届いている中、うちを選んでくれたことが大きい」と話した。札幌、小野ともに早期のチーム合流を希望しているものの、現所属チームとの契約満了は5月まで。2月にACLを控えており、最長5月中旬までかかるシーズンを見据えるウエスタンシドニー側は、今冬の移籍に難色を示している。Jリーグの冬の移籍市場リミットとなる3月28日までに移籍できなければ、早くてもデビュー戦は7月までずれ込む。

 小野は12年9月に清水からウエスタンシドニーへ移籍。昨季は26試合で8ゴールと大活躍。チームをリーグ参入初年度でのレギュラーシーズン優勝へ導いた。W杯やオランダ、ドイツなど高いレベルでのプレー経験を持ち、ゲームメークできる小野の加入が大きな戦力アップになることは確実で、同社長は「伸二が札幌でなら面白いサッカーができると言ってくれた」と大きな期待を寄せた。

続きを表示

2014年1月7日のニュース