長沢　ケルン加入会見、目指す理想像は香川＋清武＋ゲッツェ

ケルン入りする専修大の長沢が会見を行った

　来年１月にドイツ２部ケルンに加入する専大ＭＦ長沢和輝（２２）が２５日、都内で会見を開き「シュート、パス、ドリブルなどゴール前で得点に直結するプレーを選択できるのが僕の強み。技術、俊敏性は通用すると思う」と意気込んだ。２年半契約で最初の半年間はＵ―２３の試合にも出場できるオプション付き。実戦を重視した英才教育となる。来年１月４日にドイツに渡る。

　身長１メートル７３の長沢が目指す理想像は香川＋清武＋ドイツ代表ＭＦゲッツェ（バイエルンＭ）と明確。「ブンデスリーガの試合は何試合も見た。でかくて強くて速い。清武選手、ドイツにいた時の香川選手、ゲッツェを参考にしたい」と語った。Ｊリーグ５クラブをはじめドイツの複数が争奪戦を繰り広げた逸材。母親が航空会社のＣＡを務め、グローバルな家庭に育ったことも大学から直接、海外に挑戦することを後押ししたと言う。ケルンは現在ドイツ２部の首位を走り来季は１部に復帰する可能性が高い。