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岡崎2発!!ブンデス自己最多8点目は劇的ロスタイムV弾

[ 2013年12月22日 05:30 ]

<ハンブルガーSV・マインツ>同点ゴールを決め、チームメートと喜ぶ岡崎(左)

ブンデスリーガ マインツ3―2ハンブルガーSV

(12月21日)
 マインツの日本代表FW岡崎慎司(27)が2得点1アシストと大暴れした。21日、年内最後の試合となったアウェーのハンブルガーSV戦に1トップで先発。前半10分のヘディングシュート、同30分のフリーでの決定機はともに相手GKの好守に阻まれたが、1点を追う後半2分にリーグ2試合ぶりに同点ゴールを決めた。得意の相手DF裏を突く動きで相手GKと1対1となると、GKの動きを見極めて冷静に右足でゴールネットを揺らした。2―2の後半ロスタイムにはクロスを頭で落として右足ハーフボレーで決勝ゴールを決めた。

 リーグ8得点は、シュツットガルト時代の11~12年の7点を抜いて自己最多。当時は7点に26試合を要したが、今回は前半の17試合で到達した。今季加入した新天地で好調の要因を「(トゥヘル)監督が自分のタイプを理解し、信頼してくれていること」と分析。シュツットガルトでは中盤で起用され守備も要求されたが、ブンデスリーガで初の2得点を挙げた第10節ブラウンシュバイク戦(10月26日)からは1トップの定位置をつかんでおり「自分にボールが入った時に(チームの)攻撃のスイッチが入る」と手応えを感じている。

 同点に追いついてからわずか3分後には速攻で左サイドから中央に冷静にパスを送って、ミュラーの得点もアシスト。全3得点に絡む活躍で4試合ぶりの勝利に貢献した。6日のW杯ブラジル大会の1次リーグ組み合わせ抽選後に「恵まれた組というのは勘違い」と厳しい見方を口にしていたが、W杯シーズンに一気に調子を上げてきた岡崎の存在はザックジャパンにとって朗報といえそうだ。

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