マンＵ　香川“ライバル”が決勝点！３発快勝でリーグ戦２連勝

ウェストハム戦でゴールを決め喜ぶマンチェスター・ユナイテッドのＭＦヤヌザイ（右）

　プレミアリーグ第１７節は２１日に各地で行われ、日本代表ＭＦ香川が所属するマンチェスター・ユナイテッドはホームでウェストハムと対戦。香川とポジション争いを繰り広げている１８歳のヤヌザイが左ＭＦで先発すると、前半３６分に決勝点を決めるなど躍動し、３―１の勝利に貢献した。香川はベンチ入りしたが、出番はなかった。

　オランダ代表ＦＷファンペルシーやベルギー代表ＭＦフェライニなど多くのケガ人を抱えるマンチェスターＵだったが、この試合は１８日のストーク・シティー戦を欠場したイングランド代表ＦＷルーニーが復帰しトップ下で先発フル出場。前半２７分にはイングランド代表ＦＷウェルベックの先制ゴールをアシストするなど攻撃陣をけん引。

　勢いに乗るマンＵは同３６分、ヤヌザイが左サイドへ流れたＦＷウェルベックとのワンツーからエリア内へ侵入。相手ＤＦを鮮やかなフェイントで交わすと右足で正確にゴールへと流し込み貴重な追加点。

　後半に入っても順調な試合運びを見せていたマンＵだったが、同９分にウェルベックが負傷し途中交代を余儀なくされる。それでも同２７分、ヤヌザイに代わって投入されたイングランド代表ＭＦヤングが、ルーニーからのパスを左サイドで受け右足でネットを揺らし試合を決定づける３点目を奪った。

　マンＵはその後１点を失うも３―１で勝利しリーグ戦２連勝。香川と左ＭＦでのポジションを争うヤヌザイとヤングがゴールを奪うなど活躍した。体調不良からも回復し復調をアピールしたい香川だったが、１８日のリーグ杯準々決勝ストーク・シティー戦に続き出番なしに終わった。