J1守護神“玉突き移籍” 8人巻き込む大シャッフル

[ 2013年12月21日 05:30 ]

日本代表GKでもある西川の浦和入りを発端に8人を巻き込む大シャッフル、さらに拡大の可能性も

 来季J1のGKが大シャッフルされる可能性が20日、高まった。複数のクラブ関係者によると広島の日本代表GK西川周作(27)の浦和移籍が決定的となったことを受け、広島は仙台GK林卓人(31)の獲得をオファー。さらに仙台が鳥栖のGK林彰洋(26)に興味を示していることが判明し、大規模な“玉突き移籍”が続発しそうな雲行きとなってきた。

 来季、J1のゴールマウスを守る守護神の顔触れが大きく変わりそうだ。発端は、日本代表GK西川の広島→浦和移籍だ。推定年俸8000万円で大筋の合意に達し、関係者は「(広島時代の)ペトロヴィッチ監督の下でプレーしているし、浦和のサッカーに合うと確信している」と話す。日本代表の一員としても、11月16日の親善試合オランダ戦で存在感を示したJリーグ屈指の大物GKの移籍が、大規模な玉突き人事を誘発した。

 西川が去る広島も動きは素早かった。日本代表経験もあり、01~04年まで広島に在籍した仙台の林卓人をリストアップ。Jリーグ3連覇に向け、抜かりはない。その仙台は清水から今季鳥栖に期限付き移籍したGK林彰洋の獲得に興味を示す。林彰洋は鳥栖からも残留オファーを受け、今後が注目。この動きを受け、浦和のGK山岸には仙台と鳥栖が獲得の興味を示しているという。

 去就が注目される元日本代表GK川口能活には既に清水が接触した。実現すれば静岡のライバルクラブから“禁断の移籍”となるが、地元清水商(現清水桜ケ丘)出身のヒーローだけに大きな話題となることは間違いない。新潟の東口がG大阪に移籍(既に発表済み)。当初、その新潟も川口獲得に興味を示していたが、京都から富山に期限付き移籍しているGK守田の獲得が確実に。G大阪の藤ケ谷は磐田へ、川口はその磐田から戦力外通告を受けていた。

 GKは経験が問われるポジションだけに、有力選手が移籍すると穴埋めに走るクラブによる“玉突き移籍”が起こりやすい。今後の状況次第では8人を巻き込むGK大シャッフルは、さらに拡大する可能性もある。始まったばかりの今冬の移籍戦線が活発化してきた。

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