×

名古屋の西野新監督 「アジアや世界の舞台へ」就任会見で抱負

[ 2013年12月20日 15:58 ]

就任の記者会見でポーズをとるJ1名古屋の西野朗新監督

 J1名古屋の西野朗新監督(58)が20日、名古屋市内で就任記者会見し「新人の監督ではない。クラブの歴史を踏まえた上で新しいサッカーを構築していく。名古屋の選手をアジアや世界の舞台に上げていきたい」と抱負を語った。2年契約。

 1996年アトランタ五輪の日本代表監督時代にブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演じた。柏など3クラブを率いてJ1最多の通算244勝。G大阪では攻撃的サッカーでJ1優勝、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇など一時代を築いた。神戸で途中解任されて以来、2季ぶりの現場復帰となる。

 西野新監督は「また新しい挑戦。選手個々のスタイルを尊重しながら、自分のスタイルである攻撃的な姿勢を打ち出したい」と意欲的だった。

 名古屋は今季13勝8分け13敗で11位に終わり、6季務めたストイコビッチ監督が退任した。

 ▼名古屋・久米一正ゼネラルマネジャーの話 軸がぶれず、魅力的で攻撃的なサッカーを構築していただける。もう一度優勝できるよう頑張っていきたい。

 ▼名古屋・福島義広副社長の話 チームが一体となった躍動感あるサッカーを取り戻すために来ていただいた。個々の選手の長所を引き出すことに最大の力点を置いていることを評価している。

続きを表示

2013年12月20日のニュース