広島・森保監督が総括会見「同じ方向を向いて戦い優勝につなげた」

記者会見でシーズンを振り返るＪ１広島の森保一監督

　Ｊ１を２連覇した広島の森保一監督（４５）が１２日、広島市内でシーズン総括の記者会見と祝賀会に臨み、「序盤にけが人が出た時や５試合勝ちがなかった時もチームがばらばらにならず、全員が同じ方向を向いて戦い優勝につなげた」と振り返った。

　今季は残り２試合で横浜との勝ち点５差をひっくり返し逆転優勝。ベストゲームに最終節の鹿島戦を挙げ、「Ｊリーグで最もタイトルを取っているチームに勝って優勝をつかんだのは大きな自信になる」と述べた。

　来季のチームづくりをする上で、理想とするサッカーを聞かれると「守備の時間を減らして相手を圧倒したい」と方針を示した。天皇杯で８強に進出しており、まだ試合は続く。残るタイトル獲得に向け「改修前の国立での決勝は最後となるので、そこまで進んで勝利したい」と意欲を示した。