日本人元プロリーガーは見た! コロンビア 南米より“フランス似”

[ 2013年12月11日 10:13 ]

ベルギー戦でドリブル突破するコロンビア代表MFグアリン(右)

 14年W杯ブラジル大会1次リーグの組み合わせが決まり、日本と同じC組に入ったコロンビアでプロ選手として活躍した唯一の日本人である林康太郎さん(32)が南米の強豪の特徴などを語った。

 林さんは19歳でウルグアイにサッカー留学し、02年に同国1部セントラル・エスパニョールとプロ契約。コスタリカリーグなどを経て05年にコロンビアに渡り、同年9月に1部ボジャカチコと契約を結んだ。同国でプロとして活躍したのは3カ月だけだが、契約前に練習生として受け入れられたエンビガードではMFグアリン(インテル・ミラノ)ともプレー。南米4カ国を渡り歩いた経験から「コロンビアは自分がプレーした南米の中で圧倒的に技術が高く、パスをよくつなぐ。身体能力は南米というよりアフリカ寄り。印象はフランスに近い」と指摘した。

 特徴的なのがサポーターだ。94年W杯米国大会でオウンゴールしたDFエスコバルが射殺されるなど過激さは有名だが、代表戦や国内リーグでは相手へのヤジや挑発だけでなく、簡単なミスに対してはホームチームにも容赦ないブーイングが飛ぶという。日本とコロンビアの対戦は1次リーグ最終戦。林さんは「コロンビアが日本戦までに突破を決めていなければ、相当なプレッシャーを受けるはず。隣国ブラジルにファンが大挙すると思いますが、それが逆に日本のアドバンテージになり得る」と分析した。

 林さんはコロンビアでのプレーを最後に現役を引退。06年からは寿司チェーン大手「すしざんまい」で寿司職人として働き、将来はコロンビアでの寿司店経営を視野に入れている。10年にはコロンビア人女性と結婚しており「W杯の対戦をきっかけに日本とコロンビアのサッカー交流が盛んになれば」と期待した。

 ▽林 康太郎(はやし・こうたろう)1981年(昭56)5月8日、大阪府出身の32歳。大阪・長野高卒業後にウルグアイに渡り、02年にセントラル・エスパニョールとプロ契約。コスタリカなどでのプレーを経て05年にコロンビア1部ボジャカチコ加入。ポジションはボランチ。10年にコロンビア人女性と結婚。1メートル81、74キロ。血液型A。

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