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バルデラマ氏、日本との対戦歓迎「強いが怖がる必要ない」

[ 2013年12月7日 09:36 ]

2014年W杯ブラジル大会1次リーグ組み合わせ抽選

(12月6日 ブラジル・コスタドサウイペ)
 W杯ブラジル大会1次リーグで日本の対戦相手に決まった3カ国では6日、警戒と歓迎双方の声が聞かれた。

 コロンビアは南米予選を2位で突破した。元代表主将で同国の英雄バルデラマ氏は抽選会場で共同通信に「日本が相手でうれしい。強いが怖がる必要はない」と語った。

 一方、カラコル・ラジオの専門記者フェルナンド・ディエゴ氏(43)は「まずい組み合わせだ。日本は動きが速く、技術もある。大会で旋風を巻き起こす可能性が高い」と指摘した。ネット上では「コロンビアはついている。いいリーグだ」との声が大勢。だが有力紙パイスは日本を「1次リーグ突破の最終関門」と警告した。

 強豪が多い欧州のギリシャでは関係者から「甘く見てはならない」と警戒する声が上がった。抽選を中継した公営放送に出演していたコメンテーターたちは「本田圭佑ら優秀な選手がそろっており油断はできない。監督はイタリア人のザッケローニ氏だ」と口をそろえた。

 地元紙カティメリニ(電子版)は「(同じ組に入った国は)いずれもW杯の準決勝に進出したことがなく、バランスが取れている」と評価した。

 3大会連続の出場になるアフリカのコートジボワール。最大都市アビジャンの男性運転手ティミン・ヌドゥリサさん(61)は「日本は素早く機能的なチーム」と評価。一方で「コートジボワールは体力的に勝っている。絶対勝つ」と力説した。

 男性技師ギヨーム・ケケレ・アボアさん(34)は電話取材に「日本にはイングランドやイタリアで活躍してきた良い選手がいるのは知っているが、負けるとは思わない」と自信をみせた。(共同)

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2013年12月7日のニュース