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日本DF陣 ファルカオを封じられるか?第3戦はコロンビア戦

[ 2013年12月7日 02:23 ]

 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグの組み合わせを決める抽選会が6日、同国北東部のコスタドサウイペで行われ、日本はC組に入り、第3戦で6月24日、コロンビアとクイアバで対戦することが決まった。

コロンビアはFIFAランク4位の強豪で、W杯は5度目の出場、難敵ぞろいの南米予選を堂々の2位で通過、98年フランス大会以来となる16年ぶりのW杯出場を決めた。母国の英雄バルデラマを擁し一世風靡した90年代以降は低迷期が続いていたが、世界最高峰のストライカーFWファルカオ(モナコ)の出現とともに“王国”が復活。指揮官にも国際舞台での経験豊富な名将ペケルマンを招へいし、チームの再建に成功した。

 ファルカオの他にもハメス・ロドリゲス(モナコ)やグアリン(インテル・ミラノ)など世界トップレベルのタレントを擁し、ナポリでともにプレーするスニガとアルメロの両SBは攻守において抜群の存在感を発揮。バルデラマ時代の得意のパスワークを継承しつつ、スピード感あふれるサイド攻撃からゴールを襲う。

 ファルカオがいるだけに攻撃が魅力的なチームに見えるが、チームのストロングポイントは守備。中盤をコンパクトな陣形に保ち、前線から組織的なプレスを展開。6月の敵地でのアルゼンチン戦ではメッシ(バルセロナ)を完封。南米予選最少の13失点と堅守を誇った。

 日本との過去の対戦は03年のコンフェデ杯と07年の親善試合だけで1分け1敗だ。吉田、今野ら、日本の守備陣がFWファルカオを封じることができるかどうかがポイントとなる。4大会ぶり出場のコロンビアを率いるペケルマン監督は「4チームの力は互角」と分析。「うまくやりたい。南米予選は素晴らしかったが、もう過去のことだ」と語った。

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2013年12月7日のニュース