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東京V コーチ2人との契約満了を発表…新コーチ候補に山本富士雄氏

[ 2013年12月2日 18:25 ]

 今季クラブ史上最低の13位に終わったJ2東京Vは2日、間瀬秀一(40)、寺門大輔(39)両コーチと契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表した。

 間瀬コーチは市原(現J2千葉)時代にイビチャ・オシム監督の通訳やコーチを歴任し、独特な「オシム語録」の立役者に。J2岡山コーチを経て、今季から東京V入り。

 寺門コーチは1999年に筑波大から当時J1の東京V入り。長年、相手チームの分析を担当するテクニカルグループに所属し、今季からクラブの方針で初めてのコーチ職に転身したばかりだった。

 わずか1年での退任となった間瀬コーチはクラブを通じ、「ヴェルディの一員としてみんなと力を合わせて戦ったこの1年が、自分のサッカー人生において大きな意味を持つと思っています。ヴェルディにかかわるすべてのみなさんに感謝しています。ありがとうございました」とコメント。

 15年間在籍した東京Vを去ることになった寺門コーチは同じくクラブを通じ、「今シーズン、情熱をもってヴェルディを支えてくださった皆様、応援してくださった皆様、一年間本当にありがとうございました。コーチとして皆様の熱い思いに成果で応えることができずに申し訳ない気持ちで一杯です。それでも自分はヴェルディで過ごした15年間、サッカーと正面から真剣に向き合う選手、チームのために全身全霊を尽くすチームスタッフ、雨の日も風の日も力を貸していただけるボランティアスタッフの皆様、そしてヴェルディのためにどんな時でも熱く、真っ直ぐな気持ちを向けてくださるサポーターやファンの皆様に囲まれて幸せでした。ヴェルディに関わるすべての方々が、ヴェルディにとってかけがえのない宝物であると思います。どうかこれからもヴェルディに寄り添い、力を与えてください。よろしくお願いします。これまで本当にありがとうございました」とコメントした。

 なお、来季の新コーチには、三浦泰年監督(48)と親交が深い元Jリーガーで現桐蔭学園高サッカー部監督の山本富士雄氏(47)らが候補に挙がっている。

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2013年12月2日のニュース