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京都 4年ぶりJ1王手!呉 好セーブ連発、守りきった!

[ 2013年12月2日 05:30 ]

<京都・長崎>前半、シュートを放つ横谷(左)

J1昇格プレーオフ準決勝 京都0―0長崎

(12月1日 西京極)
 手数をかけずに攻め込む長崎に対し、京都が粘り強く守りきった。後半29、37分に決定機を与えたが、GK呉承訓がビッグセーブを連発。0-0で決勝進出を決めた。

 MVP級の働きの守護神は「難しい試合になることは分かっていたし、それに対して準備していた」と胸を張った。

 攻撃ではボールをつなげず決定機はゼロ。それでもリーグ戦上位チームが有利である規定を生かし、現実的な戦い方もした。オーバーラップを控えた左サイドバックの福村は「バッキー(バヤリッツァ)と引き分けでも進めるという話をしていた」という。昨季もリーグ3位でプレーオフに臨みながら、準決勝で大分に0-4と大敗。その苦い思い出を振り払った。

 4年ぶりのJ1返り咲きに王手をかけたが、親会社である京セラの稲盛和夫名誉会長(81)は「もっと必死になってやらなあかん。あんなんじゃ(決勝は)勝てへんよ」と厳しい言葉を投げかけた。選手たちも内容には満足していない。6日間で課題を修正し、徳島との大一番を迎える。

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2013年12月2日のニュース