柿谷 ラスト2戦、今季限りで退任のクルピ監督へ勝利ささぐ!

[ 2013年11月28日 05:30 ]

 感傷に浸るのは最後でいい。C大阪は27日、大阪市此花区で30日のホーム最終戦の鹿島戦(長居)に向け調整。25日にレヴィー・クルピ監督の退任が発表され、FW柿谷がその指揮下でプレーするのもあと2試合となった。しかしエースは私情を封印する。

 「確かに監督あってのチームだけど、辞めるから力を発揮するわけではない。プロとしてあと2試合やる。鹿島に対して勝ちたいだけ」

 言葉を濁したのも逆に思いが強すぎるがゆえだ。プロ2年目にクルピが就任。しかし香川(マンチェスターU)に追い越され出場機会が減ると天才児の心は傷ついた。遅刻を繰り返し挙げ句にチームから放出された。

 その後J2徳島でブレークし昨年から復帰。かつてたもとを分かった頑固オヤジは最も自身を理解してくれるよき父となり代表選手へも導いてくれた。「オレとレヴィーの関係を人に言う必要はない。終わってからちゃんと話し合いたい」。

 横浜が勝ち点を挙げた時点で優勝の可能性は消滅する。そんな状況でも全力を尽くすことが3万人超えのスタンドと指揮官へのお礼だ。あふれる感情をおさえたエースが長居のピッチで躍動する。

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