札幌 痛恨のスコアレスドロー…PO進出消滅8位で終戦

[ 2013年11月25日 05:30 ]

<札幌・北九州>試合後、肩を落とす札幌の選手たち

 J1昇格プレーオフ進出ならず――。前節まで7位につけていた札幌は24日、北九州と対戦し、0―0で引き分け。勝てばプレーオフ進出が確実だったが、後半27分に途中出場したベトナム代表FWレ・コン・ビン(27)のFKが右ポスト直撃で外れるなど、シュート12本も最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。結局、勝ち点64の8位で今季を終了した。

【試合結果 J2順位表】

 スコアレスドローで希望が絶たれた瞬間、選手の表情がゆがんだ。DF櫛引はピッチに倒れこみ、DF奈良は膝を抱えて座りこんだ。今季ホーム最多2万4813人の前での終戦。サポーターを前にしたあいさつで、財前恵一監督(45)は「ここでプレーオフ進出を決めたかったがかなわなかった。申し訳なく思っている」と無念さをにじませた。

 前後半合わせて12本のシュートを放ったが、引いて守る北九州相手に1点が遠かった。後半27分にはMF三上と交代出場したビンが、そのままペナルティーエリア外のFKに立った。ファーストタッチで放った約20メートルのFKは、右ポスト上部を直撃してはじかれた。「力をかけて入れるつもりだったが、少しの運が足りなかった」とビン。後半30分過ぎから仕掛けたパワープレーも実らなかった。

 今季は開幕戦勝利での5位を除いて、1度もプレーオフ圏内の6位以内に入れなかった。それでも5月26日の第16節水戸戦後に最大7あった6位との勝ち点差を終盤に縮め、3連勝で勝ち点差1で最終節を迎えた。しかし、この日は勝ち点1を加えただけ。6位まで2届かなかった。勝利数は、J1自動昇格を決めたG大阪と神戸の25勝に次ぐ20勝も、引き分けはJ2最小の4。「負けている試合を引き分けに持っていくなど粘りが足りなかった」と財前監督。主将のMF河合は「この状況をつくってしまったのが、この1年の課題」と悔やんだ。

 若手の成長は収穫だったが、あと一歩届かなかった思いは来季への糧にする。8月に加入し、期限付き移籍元のソンラム・ゲアン(ベトナム)と来季残留交渉中のビンは「日本でやれる手応えをつかんだ。来季もこっちで頑張りたい」とあらめて残留希望を口にした。2014年、新たな札幌で再び命題のJ1昇格に挑む。

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