×

兵働劇的弾!千葉 絶体絶命ロスタイムから追いつきPO切符獲得

[ 2013年11月25日 05:30 ]

J2最終節 千葉2―2鳥取

(11月23日 とりスタ)
 千葉は絶体絶命の状況から首の皮一枚でつながった。2点を追う後半36分、今季途中加入の元日本代表FW森本のヘディング弾で1点差。そして後半ロスタイムには兵働の劇的な同点弾で追いついた。負けていれば7位でプレーオフ進出が消滅した展開。昨季プレーオフ決勝は後半41分に失点してJ1昇格を逃したが、今季はロスタイム残り4分をしのいで生き残った。

 GKが一歩も動けない左足ボレーを決めた兵働は「引き分けならば(プレーオフに)行けると知っていた。何が何でもと思った」と笑み。鈴木監督は「助かりました」と息をついた。レギュラーシーズン最終4試合は2分け2敗。決して状態が良いわけではない。しかし、指揮官は今季何度も解任危機に直面しながら分岐点となる一戦を乗り越えてきた“強運”の持ち主。そして「悔しい思いをして1年間、戦ってきた」(兵働)という選手たちの強い精神力は大きなアドバンテージだ。

 プレーオフ準決勝は敵地での徳島戦。昨年流した悔し涙をうれし涙に変えるためにも、ここでつまずくわけにいかない。

続きを表示

2013年11月25日のニュース