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ドルトムント バイエルンとの天王山へ元ドイツ代表を緊急補強!

[ 2013年11月22日 05:30 ]

バイエルンM戦に向けた会見に出席したドルトムントのクロップ監督

 ブンデスリーガ2位のドルトムントは23日、ホームで首位バイエルン・ミュンヘンと激突する。前半戦最大の頂上決戦を迎えるドルトムントは、19日のドイツ代表の国際親善試合でDFフンメルスとDFシュメルツァーが負傷。今シーズンを占う重要な一戦へ向け、両選手を欠くことになったチームは元ドイツ代表DFマヌエル・フリードリヒ(34)の獲得を発表した。同選手との契約は2014年6月までとなる。

 ドルトムントはクラブ公式HPでDFフンメルスとDFシュメルツァーの検査結果を報告。チームドクターによると、シュメルツァーは約3週間程度の離脱で済むが、フンメルスは復帰まで約2カ月以上かかるという。既にチームは、セルビア代表DFスボティッチが9日のボルフスブルク戦で右ひざを負傷し今季絶望と診断されており、長期期離脱中のポーランド代表DFピシュチェクと合わせるとバイエルン戦では4バックのDFライン全員を欠くという非常事態となった。

 そこでチームは、昨季限りでレバークーゼンを退団し無所属となっていたフリードリヒとの契約に踏み切った。同選手はドイツ代表として9試合のキャリアを持ち、ブンデスリーガでも247試合の出場経験を持つ大ベテラン。21日付のドイツ紙キッカーはバイエルン戦でギリシャ代表DFパパスタソプロスとCBとしてコンビを組むと予想。いきなりの先発デビューとなるか注目が集まる。

 無事に入団が決まり同選手は「ドルトムントのユニフォームに袖を通す事ができてとにかく嬉しい。あの“黄色の壁”に威圧されるのではなく、背に受けてプレーできるというのは素晴らしい感覚なんだろうと思う」とコメント。ドイツ国内でも熱狂的で有名なサポーターの声援を受けることを楽しみにしている様子だった。

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2013年11月22日のニュース