×

Cロナハットでイブラに勝った ポルトガル4大会連続W杯

[ 2013年11月21日 05:30 ]

スウェーデン戦の後半にハットトリックを達成し、喜ぶポルトガルのロナルド

W杯欧州予選PO ポルトガル3―2スウェーデン

(11月19日)
 ポルトガルを4大会連続のW杯出場に導いたのは、やはりエースだった。C・ロナウドがハットトリックの活躍で、“スーパーストライカー対決”として注目されたスウェーデン代表イブラヒモビッチにも勝利。第1戦の決勝点に続いてチーム全得点を挙げ「ポルトガルが自分を必要としているのは分かっていた。自分の仕事をして、ピッチで答えを出しただけさ」とクールに言い放った。

 圧倒的なスピードと決定力だった。後半5分に高速ドリブルから左足で先制点。イブラヒモビッチの2得点で逆転された後に、またも相手DF裏をスピードで突く形から、後半32分に左足で同点弾、その2分後には右足で決勝点を決めた。

 今季代表で2度目、クラブを合わせると5度目のハットトリック。好調を支えるのは、1日3000回の腹筋で鍛えたという鋼の肉体だ。Rマドリード移籍1年目の09~10年以降は長期離脱なし。常に比較されるアルゼンチン代表FWメッシ(バルセロナ)が最近、負傷離脱を繰り返しているのとは対照的だ。29歳と脂が乗りきった年齢で迎える来年のW杯は、主役を演じる可能性は十分だ。

続きを表示

2013年11月21日のニュース