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3―4―3でオランダ対策 ザック監督「ピッチを広く使わせるな」

[ 2013年11月14日 09:06 ]

オランダ戦に向けた練習で調整する本田

 サッカーの日本代表は13日、国際親善試合のオランダ戦(16日)に向けてベルギーのゲンクで合宿2日目に臨み、前日は別メニュー調整だった本田(CSKAモスクワ)、香川(マンチェスター・ユナイテッド)も合流して3―4―3の布陣での守備を念入りに練習した。

 公開された冒頭では前線からのプレスを重点的に確認。ボールを片方のサイドに追い込んで奪うためで、ザッケローニ監督は「相手のセンターバックや守備的MFに自由を与えず、ピッチを広く使わせるな」と指示した。

 コンパクトに保った3―4―3ならFW、MF、DFの3人で同一サイドの相手にアプローチできる。ロッベン(バイエルン・ミュンヘン)らサイドに突破力のある選手がいるオランダに対し、数的優位にして対抗する構えだ。吉田(サウサンプトン)は「広いスペースで1対1にならないことが大事」と語った。

 高度な連係が求められる3―4―3はサイドチェンジに弱いなどの難点もあり、これまで有効に機能しなかった。19日(日本時間20日)にはベルギーと対戦する。強豪との連戦となる今回の遠征で手応えをつかめば大きな収穫だ。(共同)

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