中国Ｌ杭州緑城の岡田監督、今季限りでの退任が正式決定

　中国リーグ、杭州緑城の岡田武史監督（５７）が今季限りで退任することが正式に決まった。５日、クラブの公式サイトで発表された。幹部と会談し、来年は指揮を執らないことで合意。家庭の事情などが理由とされている。１８日にも記者会見が開かれる予定で、若手の育成などについては今後も協力関係が続くという。

　チームは岡田監督が就任した初年度の昨季は１１位、今季も下位に低迷した。９８、１０年と２度、Ｗ杯で日本代表を指揮した同監督には既にタイのムアントンなど国内外のクラブから来季への打診があるが、本人は休養も視野に入れている。