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新潟スタジアム、新名称はデンカビッグスワンスタジアムに決定

[ 2013年11月7日 06:00 ]

新潟スタジアムネーミングライツ基本協定締結を終え、握手する(左から)新潟アルビレックス・田村貢社長、泉田裕彦知事、電気化学工業・吉高紳介社長

 東北電力ビッグスワンスタジアム(新潟スタジアム)の名称が、来年1月1日から「デンカビッグスワンスタジアム(デンカS)」に変わることが決まり、6日に新潟県庁でネーミングライツ基本協定締結式が行われた。

 東日本大震災による経営環境の変化で、東北電力が12月31日の契約満了でスポンサーから撤退。3年契約を結んだ電気化学工業は、セメント、合成ゴム製品などで知られる。本社は東京だが糸魚川市に工場を持ち、全売り上げの3分の1を県内で生産しているという。バスケのBBラビッツのスポンサーになるなど、新潟県との縁も深い。

 スタジアムをホームとする新潟アルビレックスも基本協定締結式に参加し、田村貢社長は「ユニホームにロゴを入れる予定」と明かした。泉田裕彦知事も「アルビにACLに連れて行ってもらい、デンカスタジアムとともにアジア、世界に飛躍してほしい」と期待した。

 電気化学工業の吉高紳介社長は「新潟市では知名度が高くない。これを機に、さらに地元振興に貢献したい」と話した。

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2013年11月7日のニュース