千葉　ＧＫ櫛野が今季限りでの現役引退を発表…１７年のプロ生活に終止符

　Ｊ２千葉は６日、ＧＫ櫛野亮（３４）が今季限りで現役引退すると発表した。今後はクラブに残り、指導者になるという。

　櫛野は熊本県の名門、大津高校から１９９７年に市原（現千葉）入り。２００７年には名古屋に期限付き移籍したが、プロ生活１７年間のうち１６年間を千葉でプレーした。通算成績はＪ１が１５７試合、Ｊ２が３１試合、ナビスコ杯が３６試合、天皇杯が１３試合出場。

　櫛野はクラブを通じて、「今シーズンをもちまして引退することとなりました。長い間ご支援・ご声援いただいたファン・サポーター・スポンサー・関係者の皆さま、そして家族に心から感謝しています。プロ選手になって１７年間、自分の背番号である１７番という数字と同じだけのシーズンをプロサッカー選手として送れたことを、とても嬉しく思っています。この１７年間いいことも悪いことも、今となってはすごくいい思い出です。高校生の時に、ジェフを選んで良かったと思っています。これからは、指導者として、ジェフの一サポーターとして、クラブの力になり支えていければと思います。皆さま長い間、本当にありがとうございました」とコメント。

　ホーム最終戦となる１７日の栃木戦（フクアリ）の試合後に本人からファン、サポーターへのあいさつを行う。