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G大阪 来季へ李忠成リストアップ 宇佐美の“相方”に

[ 2013年11月4日 07:08 ]

 J1復帰が決まったG大阪が来季の新戦力として、英プレミアリーグ・サウサンプトンの元日本代表FW李忠成(27)をリストアップしていることが3日、分かった。

 エース宇佐美を擁するも、最近3試合はボランチが本職の遠藤が務めるなど2トップの“相方”に苦労。激しいプレスなど指揮官の求める前線からの守備が魅力なだけでなく、宇佐美の得点力をさらに生かす上でも力になれる存在だけに、クラブ関係者は「そういう(リストアップの)話はあります」と明言した。ただ、李には他のJクラブも獲得へ興味を示しており、今後が注目される。

 さらに09年からJリーグに出向していた上野山信行氏(56)がクラブに復帰することも判明。野呂輝久社長は「ふさわしいポストを用意します」と話すにとどめたものの、GM就任が有力とみられる。かつて育成部長などを歴任し、二川、大黒、稲本、宮本ら数々の名選手を育てた手腕にも期待が寄せられる。

 「昇格なら続投」が既定路線となっていた長谷川健太監督(48)には複数年契約を提示する構えで、近く条件面などの交渉に入る。クラブ幹部は来季について「現有戦力をベースに、プラスαできるようピンポイントで補強する」と明かした。課題とされてきた守備面の改善へ、J1甲府へ期限付き移籍していたGK河田晃兵(26)の復帰を視野に入れるなど、GKやCBも補強ポイントになりそうだ。

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2013年11月4日のニュース