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浦和 2年前の雪辱ならず…原口 号泣「ごめん…」

[ 2013年11月3日 06:00 ]

<浦和・柏>優勝に喜ぶ柏イレブンと悔しさのあまり声を上げる浦和・原口(右) 

ナビスコ杯決勝 浦和0―1柏

(11月2日 国立)
 試合終了の笛が鳴り響いた瞬間、ピッチに崩れ落ちた。浦和・原口は地面を叩き、自らへの怒りを爆発させた。表彰式では大粒の涙を流し、取材エリアでは「ごめん…」と一言だけ。決勝で鹿島に敗れた2年前の雪辱はならず、6年ぶりのタイトルもお預けとなった。

 浦和らしさを発揮できなかった。再三左サイドを崩した槙野は「1人がゴール前でつぶれた後、他の人間の動きが少なかった。クロスの精度も悪かった」と連動性とラストパスの質を敗因に挙げた。試合終了間際には興梠がネットを揺らしたが、オフサイドの判定。今季リーグ最多得点を叩き出している攻撃陣が不発に終わった。

 それでも興梠は「あれはオフサイド。良い判定だった」と潔く受け入れ「リーグに切り替えたい」と前を向いた。リーグ戦は残り4試合で2位。落ち込んでいる暇はない。この悔しさはリーグ優勝で晴らせば良い。

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