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磐田カルリーニョス、初ゴールで残留踏ん張る「最後まで戦う」

[ 2013年11月1日 06:00 ]

ミドルレンジのシュート練習に取り組む磐田のMFカルリーニョス(手前)

 磐田のMFカルリーニョスが徹底抗戦を誓った。「シーズンは終わってないし、最後まで自分たちは戦う。ボランチでも中盤でも、与えられたポジションで精いっぱいのことをやり続けたい」。10日のアウェー鳥栖戦は、DF藤田が累積警告で出場停止。引き分け以下でJ2降格が決まる背水の陣で、藤田に代わってカルリーニョスが前節清水戦の左サイドハーフから“本職”のボランチの位置に戻る可能性が高い。

 8月に大宮からレンタル移籍し、3カ月が経過。大宮では今季出場機会に恵まれなかったが、磐田移籍後は累積警告で出場できなかった先月19日の川崎F戦を除き、9戦連続先発出場と関塚監督からも攻守の核として絶大な信頼を得ている。

 強烈なミドルシュートで何度も相手ゴールを脅かしてはいるが、今季はまだ得点に恵まれていない。「いいシュートを打ってもポストに当たったり、GKにセーブされたりと納得はしていない。もっと精度を上げて鳥栖戦で初ゴールを決められればいい」。試合まで残り9日間。救世主は極限まで集中力を研ぎ澄ます。

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2013年11月1日のニュース