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ハマのメッシがV弾!横浜、広島との大一番制して首位奪回

[ 2013年10月19日 17:15 ]

<横浜・広島>後半10分、横浜・斎藤が決勝ゴールを決め、佐藤(左)富沢(中)と喜び合う

J1第29節 横浜1―0広島

(10月19日 日産ス)
 前節2位の横浜は、勝ち点53で並ぶ首位・広島とホームで対戦し、1―0で勝利。クラブ記録となるリーグ戦4試合連続完封で大一番を制し、首位に浮上した。

 9年ぶりの優勝を狙う横浜と、連覇を狙う広島の首位決戦。

 前半は、ホームの横浜がペースを握る。17分、MF中村のFKにDF中沢が頭で合わせるも、シュートは枠を外れる。同26分にはFW斎藤からのパスを受けた中村がエリア手前からシュートを放つも、GK西川の好セーブで得点には至らず。

 守備を固めて得意のカウンターを狙う広島は同21分にビッグチャンス。DFラインの裏を抜けたMF石原がGKと1対1でシュートを放つも、GK榎本が阻止。互いに得点を挙げることができず、0―0で前半を折り返す。

 後半に入ると、立ち上がりの10分に横浜が先制。左サイドからエリア内に切り込んだ斎藤が右足を振り抜くと、鋭いシュートがゴールネットへ。日本代表に選出されながらも、東欧遠征で出場機会のなかった斎藤がうっ憤を晴らすプレーで待望の得点を挙げる。

 対する広島は同18分、右サイドのMFミキッチが挙げたクロスにFW佐藤が飛び込むも、ヘディングシュートはわずかに枠を外れる。同点の決定的チャンスを逃すと、同32分にファン・ソッコとU―20日本代表のMF野津田と、攻撃のカードを一気に投入。主将の佐藤が語った「最低でも勝ち点1」を目指して攻勢に出るも、リーグ戦3試合連続完封中の横浜守備陣を崩すことができなかった。

 横浜は、勝ち点を56に伸ばして首位を奪還し、岡田武史監督に率いられた04年以来9年ぶりの優勝の大きく近づいた。

 広島は、この敗戦で勝ち点53のまま。勝ち点51で3位だった浦和が4位・鹿島を下し勝ち点54に伸ばして2位に浮上。首位から3位に転落した。

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2013年10月19日のニュース