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ヤングセレッソ4人組に奇跡の逆転V託す

[ 2013年10月19日 06:00 ]

練習中、談笑する(左から)杉本、柿谷、山下、南野、山口らユース出身の選手たち

J1第29節 C大阪―湘南

(10月19日 金鳥スタ)
 奇跡の逆転優勝はユース出身カルテットに託した。C大阪は18日、大阪市此花区の練習場で湘南戦(19日、金鳥)に向け紅白戦で調整。下部組織出の若手4人が主力組の攻撃的ポジションに入った。

 すでに日本代表入りした柿谷と山口はもちろん、南野はU―18日本代表のエース。杉本も昨年のロンドン五輪代表にして、香川らを育てたクルピ監督から期待を寄せられる大型FWだ。最年少の18歳・南野も「いい距離感を保ってゴールにつながるプレーをしたい」と攻撃陣を引っ張る意気込みを見せた。

 今節は1位と2位の直接対決だけでなく、3位と4位が対戦するつぶし合いの様相。5位のセレッソにとって漁夫の利を得る絶好機だ。さらに若き4人が結果を残せば育成型クラブとしての達成を示すこともできる。残り6試合にタイトルと育成の両立が懸かる。

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2013年10月19日のニュース